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このブログを運営している宅飲みウイスキー愛好家の「ふじやん」です。
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今回紹介するウイスキーは・・・
グレンモーレンジィ ウィンター(以下:ウィンター)です!
ぜひ、この後の続きも読んでいただきたいのですが、要点だけ知りたい方のために「ふじさん的3つのポイント」を始めに!
ポイント1:ニットのようなラベルがとても暖かくてかわいい。
ポイント2:ほっこりする甘さから、ポカポカするスパイシーさを感じる香味。
ポイント3:寒い冬の日に暖かい部屋でストレートをちびちび飲むのがオススメ。
ボトル
ウィンターのカートンやラベルはセーターのようなデザインで、とても可愛らしいです。
グレンモーレンジィは見た目から楽しませてくれるボトルが多くて、ボトルを眺めているだけでも面白いですね。
スペック
●商品名:GLENMORANGIE A TALE OF WINTER
●ブランド、シリーズ:グレンモーレンジィ
●種類:シングルモルトウイスキー
●アルコール度数:46%
●熟成年数: 13年
●熟成樽: バーボン樽、マルサラワイン樽
●内容量:700ml
●原産国:スコットランド(ハイランド)
●希望小売価格:12,100円(税込)
●公式サイト
ある雪の日、外の寒さを忘れるような暖かい暖炉の前に座っていたビル博士は、
この心地良いひとときをウイスキーで表現できたら・・・と考えました。
mhdkk.com/brands/glenmorangie/sp/winter/
ウィンター開発のきっかけは、最高蒸留製造責任者のビル・ラムズデン博士が上記のように考えたのがきっかけです。
ボトルもそうでしたが、これからご紹介する香味にもビル博士の考えがよく現れています。
開発の背景を知り、それについて考えを巡らせながら飲むウイスキーも楽しいですよ。
テイスティング(ストレート)
見た目
茶褐色がかった暖かみがある黄金色です。
香り
グラスに注いだ瞬間からメロンのような華やかなエステリーな香りを感じます。
鼻を近づけていくとキャラメルのような甘さやオレンジのような柑橘、シナモンのスパイシーな香りも感じます。
様々な香りがして、複雑さがあります。
しかし、甘いしっかりとした土台の上に多様な香りが乗っているため、全体として安心感がある温かみ感じます。
味わい
赤いペッパーのようなスパイシーさを瞬感じた後、蜂蜜やココア、モルトの甘さを感じます。
フィニッシュ
ジンジャーやシナモンなどの強いスパイシーな余韻が長く続きます。
ひとくちの中で甘い印象からスパイシーな印象に変わっていく香味が病みつきになります。
甘さでほっこりして、スパイシーさでポカポカするのは、ビル博士の考えが見事に香味設計に反映されていますね。
オススメの楽しみ方
ストレート
ビル博士が思い描いた通り、寒い冬の日に暖かい部屋でストレートをちびちび飲むのがオススメです。
総評
総合オススメ度:★★★☆☆
美味しさ:★★★☆☆
コスパ:★★☆☆☆
入手難易度:★★★★☆
話題性:★★★★★
オススメ飲み方:ストレート、ホットウイスキー
オススメペアリング:冬の寒い日の暖房器具
ウィンターを飲むとポカポカして、ビル博士が表現したいことがとても伝わるウイスキーでした。
ブレンダーが表現したいことを感じ取るのはウイスキーを飲むことの醍醐味の1つで、とても面白いと思います。
表現したいことをブレンドで実現したビル博士のブレンド力には脱帽です。
ウィンターは1万円以上しますし、限定商品なので、なかなか手に入れ難いです。
しかし、バーなどで見かけた際は1杯飲んでみることをオススメします。
ビル博士の世界に引き込まれることを、ぜひ楽しんでください。
終わりに
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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