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今回紹介するウイスキーは・・・
アードベック10年です！
ぜひ、この後の続きも読んでいただきたいのですが、要点だけ知りたい方のために「ふじさん的3つのポイント」を始めに！
ポイント1：強烈なスモーキーさを感じるが、甘さやジューシーな酸味があって心地よい！
ポイント2：夜のゆったりした時間にストレートでちびちび飲むのがオススメ！
ポイント3：家飲みの幅を広げるために常備したいアイラモルト！
ボトル
今回はフルボトルではなく、下記のモンスターパックから、アードベック10年をピックアップしています。ボトルは小さいですが、内容はフルボトルと同じです。
日本では終売のAN OA（アンオー）も入っているので、見かけたらぜひ購入してみてくださいね。
スペック
●商品名：ARDBEG TEN
●ブランド、シリーズ：アードベック
●種類：シングルモルトウイスキー
●アルコール度数：46％（ノンチルフィルタード）
●熟成年数： 10年
●熟成樽： アメリカンオーク（元バーボン）樽（ファーストフィル ＆ セカンドフィル）
●原産国：スコットランド（アイラ島）
●公式サイト
アードベックの最高蒸留製造責任者はグレンモーレンジィと同じ、ビル・ラムズデン博士です。
全く香味の異なるウイスキーを作り分けるのは大変そうですね。
ビル博士の顔を見たい方はグレンモーレンジィウィンターのレビューを御覧ください。
何でも嗅ぎ分けそうな大きな鼻の持ち主ですよ。
テイスティング（ストレート）
見た目
淡い黄金色で、白ワインのようです。
香り
正露丸のようなピートの香りの中に熟したバナナや梨のようなエステリーさや、チョコレートのような甘さも感じられます。
柑橘系のジューシーさやシナモンのようなスパイシーさも見え隠れします。
アードベックは広告などでスモーキーさ全面にアピールしてくるので、顔をしかめたくなるような強烈なスモーキーさを想像していました。
しかし、甘さや酸味もあるので、顔をしかめたくなるような感じはなく、心地よいスモーキーを感じられますよ。
味わい
柔らかく滑らかな麦芽の甘さやパイナップルのようなジューシーな酸味を感じられます。
フィニッシュ
たばこをふかしたあとのようなスモーキーで甘い余韻が口いっぱいに長く残ります。
オススメの楽しみ方
ストレート
午後10時から12時ぐらいのゆったりした時間にストレートでちびちび一人で飲むのがオススメです。
いつもより懐深いおおらかな気分で、今日あった出来事など、いろいろなことに思いを巡らすことができようになるスイッチ的な存在です。
総評
アードベック10年は確かにとてもスモーキーなため、初心者の方には取っつき難い印象かもしれません。
しかし、スモーキーさだけではなく、甘さや酸味を兼ね備えた完成度の高いウイスキーなので、バーなどで試せる機会があれば、ぜひ初心者の方にもチャレンジしていただきたいです。
もし、お気に召すようであれば、フルボトルを5,000円弱で購入できるので、宅飲みボトルに加えるといいと思います。
家飲みローテーションにアイラのスモーキーボトルが1本あると、香味のバラエティの幅が広がって、家飲みをずっと楽しめちゃいますよ。
終わりに
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
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