ウイスキーレビュー

山崎12年【ウイスキーレビュー】

本日もお疲れさまです。
宅飲みウイスキー愛好家のふじさんです。
【Twitter:@fujisan_whisky

今回紹介するウイスキーは・・・

山崎12年です!

ぜひ、この後の続きも読んでいただきたいのですが、要点だけを知りたい方のために「ふじさん的3つのポイント」を始めに!

ポイント1:ジャパニーズウイスキーの王者感が漂っており、私ごときがレビューすることがおこがましい。
ポイント2:レーズン、蜂蜜、白桃などの複雑な香りがするが、流石によくまとまっていている。
ポイント3:定価での入手は困難を極める。あまり深追いせず、自分の感性に合う個性豊かな他のシングルモルトを探すのもいいかもしれない。

ボトル外観

ミニボトルですがジャパニーズウイスキーの王者感が漂っています。
心して飲まないといけないという緊張感すら感じます。

スペック

ブランド・シリーズ : 山崎
種類:シングルモルトウイスキー
アルコール度数 : 43%
内容量 :50ml
メーカー : 山崎蒸留所
原産国:日本(大阪)
価格:730円
公式サイト:https://www.suntory.co.jp/whisky/yamazaki/product/#productYamazaki12

ストレート

見た目

琥珀色。
やや粘性がある。

香り

軽く鼻を近づけると、レーズン、蜂蜜、畳、白桃の香りがする。
様々な顔を見せる複雑な香りですが、全体としてよくまとまっており、心地が良い。

鼻をより近づけるといちごジャムのような香り。

味わい

まったりとした舌触り。
蜂蜜、レーズンサンドのような味わい。

アルコール感はほぼなく、飲みやすい。

フィニッシュ

バニラのような長い余韻。

総評

山崎12年は、巷の噂に違わぬ複雑さと繊細さを持ったバランスの取れたウイスキーです。
あまりにも人気で、入手が困難なのも頷けます。
私もミニチュアボトルしか手に入れたことがありません。

ただ、間違いなく美味しいのですが、私が馬鹿舌であるが故に、せっかくシングルモルトを飲むなら、もっと濃くて、個性的なウイスキーを望んでいる自分がいることに気が付きました。

このように、人気があるからという理由やプレ値で価格が上がっているウイスキーだからといって、自分が求めている香りや味わいであるとは限りません。
自分の感覚にぴったり合った香りや味わいは、個性豊かな無数のシングルモルトの中に必ず存在するはずです。
シングルモルトの海から自分の感覚にピッタリあったものを探し出す、長い探求の旅に改めて踏み出していきたいと感じました。
なかなか自分の理想とするウイスキーには出会えないかもしれませんが、様々な個性に出会える楽しい旅路になりそうです。

決して山崎12年が美味しくないと言っているのではなく、間違いなく山崎12年は自分にとても美味しいです。
だが、それが自分の感覚にシンデレラフィットするかは、別の話だということです。

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